自民党 Liberal Democratic Party 2005 8 20
いまだに、「まさか解散・総選挙になるとは思わなかった」という声が、多数あります。
そういう人は、いまだに、気持ちが、「かつての自民党」のままなのです。
もはや、自民党は、全く別の政党に生まれ変わったと認識すべきです。
認識が古いから、「解散・総選挙は、100%ない」と言ってしまうのです。
今や、総理・総裁が決断すれば、何でもありの政党になったのです。
自民党 Liberal Democratic Party 2005 7 22
もはや、自民党は、「かつての自民党」ではないと思います。
まったく別の政党に変わってしまったと言えるでしょう。
自民党を変えたのは、小泉首相ではありません。
小選挙区制度が、自民党を変えたのです。
さらに、小選挙区制度が、自民党から活力を奪っているのです。
今の自民党議員は、「寄らば大樹の陰」という感じがします。
早急に、選挙区制度は、中選挙区に戻すべきです。
競争 competitive economic system 2004 1 29
企業の業績を見ていくと、
規制などで守られて、競争のない業界は、
政府に助けてもらっても、なお回復力が弱い。
競争がなくて、低迷している例を、ひとつ挙げましょう。
自民党という政党は、かつて、派閥の弊害を、マスコミから指摘されて、
派閥を解消する方向に動いてきました。
さらに、小選挙区制度を導入したことにより、
派閥の力は激減し、相対的に、党執行部の力は増大しました。
その結果、政治家が、小粒になってしまったと言えます。
田中、三木、福田、大平、中曽根という政治家に比べて、
明らかに、今の政治家は、小粒になっていると思います。
昔は、自民党という政党は、「ない」と言ってもよかったのです。
田中党、三木党、福田党、大平党、中曽根党という「政党」の連合体が、
「自民党」と称していたのです。
このなかで、「政権交代」をしていました。
田中党がダメならば、三木党へと「政権交代」をしていたのです。
今は、自民党内にあった複数の「政党」がなくなってしまい、
「無競争」となってしまいました。
多くの議員は、党執行部の顔色を伺うだけの議員となってしまったのです。
そして、政治の低迷と、無気力が始まったのです。
確かに、派閥というシステムには、弊害が多かったのですが、いい面もありました。
競争をして、お互いの政治力を磨いていたのです。